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いろんな人がいて、いろんな本を読んでいる。コーヒーと夜の散歩と伊藤計劃がだいすきな25才が、 あんな本や、こんな本を、紹介します。

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本-ポプラ社

ほんとうにひとが死んでいるということをわたしたちはしらない 「監察医の涙/上野正彦」

全ての検視に、ドラマがある。全ての死体に、真剣に耳を傾けるべきである。真剣に向き合えば、生きている人間も死んだ人間も、真実を語りだすものである。 虐待、自殺、過労死、無理心中。生涯をかけ、二万体の検視を行ってきたひとりの監察医により、ひとつ…

後悔してもいいですか 「コンビニたそがれ堂/村山早紀」

駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。大事な探しものがある人は、必ずここで見つけられるという。今日、その扉をくぐるのは……? 慌しく過ぎていく毎日の中で、誰もが覚えのある戸惑…

居場所を見つけませんか 「晴れた日は図書館へいこう/緑川聖司」

茅野しおりの日課は、憧れのいとこ、美弥子さんが司書をしている雲峰市立図書館へ通うこと。そこでは、日々、本にまつわるちょっと変わった事件が起きている。六十年前に貸し出された本を返しにきた少年、次々と行方不明になる本に隠された秘密……。 図書館と…

わたしもわたしたちも、みんな不器用です 「あずかりやさん/大山淳子」

「一日百円で、どんなものでも預かります」。東京の下町にある商店街のはじでひっそりと営業する「あずかりやさん」。店を訪れる客たちは、さまざまな事情を抱えて「あるもの」を預けようとするのだが…… 預けられる物は、自転車、タイプライターから、書類、…