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いろんな人がいて、いろんな本を読んでいる。コーヒーと夜の散歩と伊藤計劃がだいすきな25才が、 あんな本や、こんな本を、紹介します。

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本-幻冬舎

勝ったとか負けたとかうるさいなあってさ 「世界は終わらない/益田ミリ」

書店員の土田新二・32歳は、後輩から「出世したところで給料、変わんないッスよ」と突っ込まれながらも、今日もコツコツ働く。どうやったら絵本コーナーが充実するかな? 無人島に持って行く一冊って? IKの自宅と現場を満員電車で行き来しながら、仕事、…

あなたへ 「ラストレター/木藤亜也」

お庭にあったげんのしょうこが、根こそぎ、引きちぎられてしまいました。じだんだ踏んで悔しいやら悲しいやらで、わめいていたところ、小さな苗をきのうみつけたのです。そのときの喜びといったら……何ていっていいかわかりません。 げんのしょうこは陰干しに…

駅長には駅長の仕事があるのです 「一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常/二宮敦人」

郊外を走る蛍川鉄道の藤乃沢駅。若き鉄道員・夏目壮太の日常は、重大な忘れ物や幽霊の噂などで目まぐるしい。半人前だが冷静沈着な壮太は、個性的な同僚たちと次々にトラブルを解決。そんなある日、大雪で車両が孤立。老人や病人も乗せた車内は冷蔵庫のよう…

失いながら生きていくしかありません 「不機嫌なコルドニエ 靴職人のオーダーメイド謎解き日誌/成田名璃子」

横浜・元町の古びた靴修理店「コルドニエ・アマノ」。几帳面で偏屈ながら確かな腕をもつ店主・天野健吾のもとには、奇妙な依頼ばかりが舞い込んでくる。霊が憑いている靴を修理してほしい、ハイヒールの踵をとってフラットにしてほしい――。天野は「靴の声」…

村人たちも電脳巫女の夢を見ます 「キミは知らない/大崎梢」

万葉集と古事記と日本書紀と徒然草がいっしょくたになる自分を、ふだんは、まあいいじゃないかと思っている。お父さんはお父さんだ。似てなくてもしょうがない。でも、「水島さんのお父さんは、研究者としてとても素晴らしい方だったと思うよ」、そう言われ…