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いろんな人がいて、いろんな本を読んでいる。コーヒーと夜の散歩と伊藤計劃がだいすきな25才が、 あんな本や、こんな本を、紹介します。

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本-河出書房新社

言語ゲームははじまっています 「屍者の帝国/伊藤計劃・円城塔」

一、生者と区別のつかない屍者の製造はこれを禁じる。 二、生者の能力を超えた屍者の製造はこれを禁じる。 三、生者への霊素の書き込みはこれを禁じる。 屍者の利用が普及する19世紀末、舞台は大英帝国からはじまり、全世界へ。 機密を持ち出したカラマーゾ…

わたしたちには叶えてほしいお願い事がある 「こんこんさま/中脇初枝」

この、廃屋と見まごうほどに朽ちかけた屋敷を、近所のひとたちはこんこんさまと呼ぶ。茫漠とひろがるこの庭のどこかにこんこんさまと呼ばれる神様が祀られているからだというが、現在の住人はだれもその社を見たことがなく、その社がどこにあるのかさえ知ら…