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いろんな人がいて、いろんな本を読んでいる。コーヒーと夜の散歩と伊藤計劃がだいすきな25才が、 あんな本や、こんな本を、紹介します。

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失敗したくない、だれでも、もうにどと 「化け猫島幽霊分校の卒業式/上野遊」

 

猫の島で僕は、『幽霊の子供達の先生』になった。

 

ある事件を起こしてしまい、教職を退いていた青年が、天国に旅立てない子供達の先生になるお話です。

ステレオタイプの物語ではありますが、教職時代の事件や、子供達の死因、島でゆいいつの巫女など、ひやりとする痛みがきざすエピソードが多く、気は抜けません。

十か月は、人の死と生に向き合うには、短すぎます。

 

一度の失敗で、その人の価値は否定されるものでしょうか?

 

命に取り返しはつかないということを、そのときまでに知って、分かっておけたら……わたしたいはなにをするだろう、なにができるだろう。

 

いま、生きているということは、だれにとっても、まぎれもない奇跡です。

切なさの正体も受け入れてください。

きっと前向きになれる、一冊です

 

 

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社会人一年目の苦悩。歯くいしばるだけが正解じゃないと伝えてくれる物語です。

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